育みの近江の国は、びわ湖の清らかな「水」の恵みと自然が育て上げた「大地」の豊かさを糧に、伝統的な郷土食を生み出しました。豊かな水からは、美しい“近江米”が育てられ、美味しい“日本酒”が作られました。また、日本の三大和牛の一つとされる“近江牛”は、史実として残る歴史が最も長く、かつては将軍にも献上されていました。そのようなルーツを持ち、今日まで受け継がれてきた食の伝統は、「大津百町」と呼ばれた大津中心市街地の店々に息づいており、『大津百町百福物語』ブランドとして、新たな取り組みも始まっています。